猫と暮らす 1
2019-02-05 18:43:18
空前のペットブームともいわれる昨今、
ワンちゃん、猫ちゃんとの暮らしを楽しまれている方も多いかと思います。
私も、一人暮らしの時から現在に至るまで、
20年ほど猫と共に暮らしています。
我が家の新入り・ジェマーソン
ワンちゃん、猫ちゃんと暮らしている中で、
「家を建てよう!」「家を買おう!」という時期が訪れた時、
やはり、ペットに考慮した間取りにしたいというお客様が多いです。
ということで、今回は、
猫と暮らすをテーマに、
住まいと猫について書いてみたいと思います。
猫と暮らす
1.猫と暮らす~間取り編~
猫を室内で飼育する場合に大事なのは、外に飛び出さない環境を作ること。
以前、知人のブリーダーさんがお譲りした猫ちゃんが、
お庭から外に出てしまい、そのまま行方不明になってしまったことがあります。
動物病院やスーパーなどに貼り紙をして探し続けましたが、結局見つからないまま。
ブリーダーさんも、譲り受けた飼い主さんも、とても辛い思いをされたのです。
このようなケースを回避するためにも、扉や柵で猫ちゃんに配慮してあげましょう。
また、トイレの位置や、食事をどこであげるか(ご飯置き場)、も大切です。
多頭飼いになると、トイレも1つでは足りなくなりますし、
高齢の猫ちゃんになると階段を上り下りするのも大変ですから、
1階と2階それぞれに、という可能性も出てきます。
そして猫ちゃんが求めているのは、運動。
ストレスが溜まらないよう、運動は大事。
キャットウォークを作ってあげたり、自由に走り回れる環境を考慮してあげましょう。
2.猫と暮らす~住宅設備編~
住宅設備を選ぶ際にも、猫ちゃんが生活するエリアのものに関しては、注意を払いましょう。
たとえばキッチン。シンクに猫ちゃんが入ってしまうのは避けられません。
我が家は、シンクカバーが付属しているキッチンを選んでいます。
また、洗面台のボウルにも猫ちゃんは入りたがります。
洗面所に入ってOKな場合は、猫ちゃんと一緒に洗面所を出る、など、
洗面所に閉じ込めたままにならないよう配慮が必要です。
床材についても、ペット対応の滑りにくい商品もあります。
また、ペットドアについても各メーカーさんでご用意しています。
猫ちゃんは毛玉を吐くこともありますので、無垢の床材ですとシミになる可能性も考慮しましょう。
いかがでしたか?
猫との暮らしは、猫の習性や性格を理解し、
お互いが心地よく暮らせる住まいにしたいですね。